【回顧】パチプロ田山幸憲の思い出「田山さんの文章には品があった」

東大中退はしょうがないとしても、せめてまともに働いてほしかっただろうし

月二回、田山さんの原稿を受け取る日は、行きつけの焼鳥屋に末井さんや編集部員も
集まりみんなで飲んで、二次会は希望者だけで麻雀をやってたって末井さんの本に
書いてあった

せっかく東大生になれたのに、酒の味を覚え、パチンコの面白さに気づいて
池袋のネオン街で遊び回ってたんだろうね
青春だったんだろうな

目の前がコンビニだから、水曜の午前一時にガイドを買いに行ってた
缶ビールと柿の種も買って、飲みながらパチプロ日記を最初に読むのが好きだった

どっちも見たくないな

日記が休載になって以来ガイドを買っていなかったが、再開を信じていたので少なからずショックだった。

毎日パチンコ屋に行き、早目にパチンコ切り上げて仲間と飲む、という生活が何年も続いたのは、池袋徒歩圏内でなければ難しかっただろう。

そのことをどう評価するかは人それぞれ

田山氏の日記が月2回読めた頃を思うと隔世の感

ガイドが売れなくなったのは、もちろんパチンコを打つ人が減ったのもあるんだろうけど
ネットの影響も大きいだろうね
わざわざガイドを買わなくても、ネットで情報がわかる時代だからな

でも自分の人生に於いて、あれ程のクズと出会うなんて奇跡に近い事ですし、現にあれから30数年経った今だけど、あのとき以来そんなクズの人達とは出会いもないし、会話すらしたことがない。パチンコ好きだから、そんな想い出ができたんだと思う。　そんな僕は、いまだにパチンコが好きで開店前から並んでいるけどさ。

小学生「どしたの先生？変な顔になってる」
田山さん「ハッ！・・次、分数の引き算に行こう(汗)」

いつもポロシャツにサンダル履きというラフな格好

基本的に金を稼ぐだけじゃなく、ゲームとしてパチンコを楽しみたい
そしてパチ仲間と酒を飲みたい、っていうのがあったのかな

自分の生き方を肯定できない、しかしまともな勤め人にはなれない
末井さんと初めて会ってガイドのインタビューを受けていたとき
田山さんもいろいろ悩んでたかもね

田山さんが生きてたら、日記を書くために、4円の羽根デジを午前中だけ打つ
ってことになってたかもな

つかたらればはもう良いよ
意味もない

止めるか続けるかを、その日の気分次第で決める様なことはしたくなかったんだろう。

もう少し氏の文章を読みたかった

父親も亡くなったし、これからお前は長男としてこの家を継いでくれなきゃ困るよ
なんてお袋さんに言われて、大学も中退したし、いつまでもパチプロってわけにもいかないか
と田山さんも将来のことを考え、求人広告でも見て就職した
しかし仕事が続かずすぐにやめてしまった、なんてことが二十五才ぐらいであったんじゃないの?

この後、氏に言わせれば「パチプロとして 最も充実した時期」を迎えることになる。

昼パチプロ、夕方家庭教師、夜はママの店、店仕舞い後はママのアパートになだれこんで○○○・・・
という実に充実した時期がしばらく続いた。

角材の持ち方、釘打ちから人間関係に至るまで結構勉強になったとか。
若いうちは色々経験するのも大事。

ノッポ、イノさん、テツ、キザ助、ソバケン、ゴト師等おそらく中卒、高校中退の連中ともちゃんと話を合わせられたのは、この経験が大きかったはず。

Vシネマの中でも、回想シーンでノッポが少し登場するが、あれじゃ物足りない。

パチンコ台で田山師匠が題材の台って、
今まであったんですか？
めくるめくVゾーンリーチとか、
演出であったら泣きながら打ちます笑

GANTZ3クソ回らんかった…